こんにちは。ギャン妻ねこです。
ギャン妻とは
ギャンブル依存症者の妻。
略してギャン妻
です。
世の中のギャン妻は身内に話しているのか?
世のギャン妻たちは身内に話しているのか?
先日、Twitterで夫の借金について身内は知っているかという投稿が流れてきました。
このリプに、ギャン妻さんたちがそれぞれの立場で反応されています。
リプを見ていると、身内に話すのは、夫のためというより自分のためという印象。
私も、すごく共感できました。
ギャンブル依存の夫や借金問題を抱えていると、精神が疲弊してくる時があります。そんなとき、話を聞いてくれる家族がいるというだけで心が保たれたりするものですよね。
身内に話す?or話さない?
あなたならどうしますか?
私自身は、どうかというと、
義理実家には、夫の借金問題やギャンブル依存については話してあります。一方で、実家には話していません。
なぜ、実家には話さないのか。
これは、ただただ余計な心配をかけたくないという思いです。最も大切な家族を夫の問題に巻き込みたくないのです。夫の借金問題は話していませんが、彼がギャンブル依存であることは、夫の愚痴を言うついでに暗に示しています。私自身が、実家の親に夫の問題を知っておいてもらわなくても、精神的に安定しているということもあります。
結局、知っておいてほしいと思うのは、自分のためです。夫の問題を家族として自分一人で抱えるのは辛いことですから、誰かに知っておいてもらうことで、自分の辛さを吐露できるし、吐き出すことで気持ちが落ち着くこともあります。
となると、私の場合、その役割は現状、義理実家が担ってくれています。義理実家には、夫の二度目の借金発覚直後にすべてを話しました。
私が夫のギャンブル依存を身内に相談しないワケ
あなたは身内に夫のギャンブル依存問題を相談しますか?
私は、NO
相談はしません。
私の場合、義理の実家には事実を話しはしましたが、一切「相談」はしていません。
なぜなら、身内はギャンブル依存症の専門家ではないので、相談しても的確なアドバイスはもらえないからです。
ここで、重要なのは、
夫のギャンブル依存に関わる問題を「話す」ことと「相談する」ことは目的が明らかに違っていることです。
「話す」ことの目的は、一人で抱えきれない辛い気持ちを誰かに分かっていてほしいということ。
「相談する」ことの目的は、夫のギャンブル依存や依存症によって被る家族の問題を快方に導くための手立てを指南してもらいたかったり、とにかく現状を少しでも改善するためにできることが知りたいからです。
となると、話を聞いてもらうだけなら身内でもOKだけど、家族のギャンブル問題を改善したい場合は、改善の仕方を知っている人でなければ意味がありません。
話を聞いてもらいたいだけなのに、身内に話すと、的外れなアドバイスをされる場合もあるので、そこは割り切りが必要なところだと思います。
ギャンブル問題を改善するために相談するところって?
私の場合は、「相談」という形ではありませんでしたが、同じ悩みを抱えている人たちとつながることで、我が家のギャンブル問題は改善方向に歩みだしたと思っています。
具体的には、twitterでギャン妻さんたちとつながることで、様々な対応を知ることができました。私としては、今のところ、それで十分な状態です。
実際に話を聞いてもらい、的確なアドバイスを求めたい場合は、
- 地域のギャマノンにつながるのが最短、
- あとは、家族会で専門家に相談する、
- 夫にギャンブル依存から回復したいという気持ちがあるなら夫と共に依存症専門外来を受診し、自助グループにつないでもらう
といったろこでしょうか。
住んでいる地域によっては、自助会に行くには距離がある場合がありますよね。まさにうちの場合は、田舎暮らしなので、ギャマノンもGA(ギャンブラーズアノニマス)も、ギャンブル依存症外来も、行くには1日仕事になります。
ワンオペ育児でフルタイム労働している私にとっては、それらに通うのが現実問題として難しい。切羽詰まったら、仕事を休んででも行くのかもしれませんが、私自身がまだそのような状況に陥っていなかったことと、twitterでの情報収集やつながりの中である程度、ギャン妻として自分のとるべき行動を理解し、実践できているので、私はまだ自助会には行ったことがありません。
それでも、いつかは行ってみたいと、どちらかというとお悩み相談というより興味本位な気持ちが優っているのが実際のところです。
身内に話す前に情報収集せよ
相談するつもりはなくても、身内に話すと余計なアドバイスが飛んできます。身内や友人からのアドバイスには従ってはいけません。専門家でも経験者でもない人の意見は参考にならないです。
実際、私が義母に話したとき、彼女は共依存的なアドバイスをしてきました。借金の肩代わり、夫にお金を渡すな、スマホを取り上げろ、どこで何をしているか監視・・・等々
ギャンブル依存症者にとっては全部アウトな対応ですね。
今から思うと、あの時、twitterにつながっておいて本当によかったなと思います。
この記事を読んでいただいている方の中で、ギャンブル問題を抱え、対応に苦慮しておられる方がいましたら、まず、twitterで情報収集することをおススメします。ネット検索でググるのもありですが、「生」の情報は、なかなかグーグルの検索にヒットしてくれません。私がそうでした。ググってもググっても弁護士事務所の記事や借金問題の記事しかヒットしませんでした。依存症家族の方で、自助会や家族会になかなか行けないという方は、ぜひ、twitterで同じ境遇の方とつながることをおススメします。
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